読書の形が変わりつつある
国内でも拡大し続けている電子書籍市場、それに対して低迷している出版業界。トレンド総研は本を読む20~40代の男女500名を対象に「書籍・電子書籍について」調査した。
「電子書籍」が可能なデジタルデバイスを持っている人は全体の94%、電子書籍が閲覧可能な環境にあるが過去1年以内に電子書籍を閲覧したことがある人は約半数(45%)だった。
小説や実用書などの書籍のジャンルは問わず、普段の読書については「紙の書籍だけを読む」が77%と圧倒的に多い。ただ、「紙・電子書籍どちらでも読む」人が16%。電子書籍が登場したころは閲覧可能なブックリーダーを持っている必要があったが今では簡単に閲覧できるため読書形態は徐々に変化し始めているという。
電子書籍を利用する利点については「持ち歩きに便利」や「保管スペースがとられない」など紙の書籍にはないポイントを利点と感じている人が多い。しかし利点について年代別にみてみると、20代と40代では利点と感じているところが違った。
20代の半数以上が「読みたいと思ったらすぐに読める」、「持ち歩きに便利」と答えていることに対し、40代は「本を保管するスペースがとられないから」が61%、次いで多かったのが「無料で閲覧・入手可能な本があるから」で47%と上位になった。
3人に1人がキュレーションサービスで本を知る
本を選ぶときに参考としているものは「書店でのPOPなど書店員による情報」が33%と最も多かったが、「オンライン書店などでのユーザーのレビュー」は29%と僅差だった。
書店員と一般読者という差はあるものの、誰かの評価である点では同じである。昨今注目されている「NAVERまとめ」や「掲示板のまとめサイト」などのキュレーションサービスで本の情報に触れたという人は33%となった。
また「本と直接的に関連がない話題・情報に触れたことや、店舗に行ったことなどがきっかけで、本を読みたくなった・読んだ経験はありますか?」という質問に対して約7割があると回答。本と消費者が触れ合うポイントは『本』と直接関係ないところにも広がっている。
(画像はプレスリリースより)

トレンド総研 プレスリリース(ValuePress!)
https://www.value-press.com/pressrelease/140882