2017年末までにケニアで20店舗展開
海外でも受け入れられやすい日本の味覚の代表格、照り焼きがついにアフリカに上陸した。株式会社トリドールが運営する「teriyakiJAPAN(テリヤキ・ジャパン)」の第1号店が、3月、ケニア・ナイロビにオープンした。
「テリヤキ・ジャパン」は、焼き鳥業態を発展させた和のファストフードの新業態。トリドールは同業態の店舗を中心に、2017年末までにケニア国内20店舗の展開を目指す方針だ。
丼もの、サンドイッチ、焼きそばも
テリヤキ・ジャパンのアフリカ1号店「teriyaki JAPAN(テリヤキ・ジャパン)コーナーハウス店」は、ナイロビの中心部に位置しており、各国の駐在者や現地ビジネスマン、さらに多くの地元住民の利用も見込んでいる。
メニューの「Chicken Teriyaki Rice(テリヤキチキン・ライス)」は、テリヤキチキンとご飯をセットにした商品で、他にも日本の丼文化を現地に合わせてアレンジしたご飯ものメニューを用意している。
さらにサンドイッチの「Chicken Teriyaki Sandwich(テリヤキチキン・サンド)」や「Chicken Teriyaki Noodles(テリヤキチキン焼きそば)」など、世界で愛されるテリヤキチキンのおいしさを味わうことができる。
手づくり・できたてにこだわり
トリドールは効率化と品質を画一化するための集中加工ではなく、来店客の目の前で現地の従業員が各種食材を調理する、手づくり・できたてのおいしさの提供にこだわっている。
価格は進出済みの他の国・地域と同様に、日常的に和のテイストのある食事を楽しむことができるよう、現地ファストフードと同等の価格帯とした。
店舗は3月10日の先行オープンに続いて4月1日グランドオープンした。営業は月~金曜日が午前7時から午後9時まで、土曜日は午前8時から午後8時、日曜日は午前9時から午後7時。
トリドールは、アフリカ大陸でも新たな需要の開拓に挑み、現地の生活者が和のテイストを取り込んだ手づくり・できたての食事を日常的に利用できる環境を提供するとしている。
(画像はプレスリリースより)
トリドール ニュースリリース
http://www.toridoll.com/ir/pdf/150311tj.pdf