高槻市ごみ処理施設建設工事」を受注
川崎重工が西松建設株式会社と共同にて、大阪府高槻市から「高槻市ごみ処理施設建設工事」を受注したと発表した。今回受注したごみ処理施設は、ごみ焼却施設と破砕と選別を行う前処理施設で構成されている。
なお高温高圧ボイラと抽気復水式蒸気タービンを組み合わせることによって、高効率発電を行う。
ごみ処理施設は淀川沿いの既存施設敷地内に建設され、高槻市が掲げている「安全で安心できるごみ処理施設」、「環境にやさしいごみ処理施設」、「財政負担の少ないごみ処理施設」に基づき計画されたものだ。敷地全体の景観に配慮し、周辺環境との調和を図る。
高度な排ガス処理を実施
ごみ焼却施設においては、川崎重工独自のストーカ式焼却炉を採用するため、少ない空気量で完全燃焼することが可能だ。
また排ガス再循環システムによる排ガス量の低減や、バグフィルタと言われるろ過式集じん器、排ガス洗浄装置、触媒脱硝装置を組み合わせた高度な排ガス処理を行うことによって、環境負荷を低減する。
ごみ処理施設建設工事の概要
発注者:高槻市
受注者:川重西松特定建設工事共同企業体
工事名:高槻市ごみ処理施設建設工事
建設場所:高槻市前島3丁目8−1高槻クリーンセンター地内
設備概要:(1)ごみ焼却施設:ストーカ式焼却炉150t/日(150t/24h×1炉)
(2)前処理施設:高速回転式破砕機(24t/5h)
完工予定日:平成31年3月15日
契約金額:130億6,800万円(消費税込み)
(ニュースリリースより引用)
(画像はホームページより)

川崎重工 ニュースリリース
http://www.khi.co.jp/news/detail/20150319