堅調に成長を続けるヤマハ
二輪車製造大手の「ヤマハ発動機株式会社」は平成27年2月12日に、「平成26年12月期決算短信」を日本基準で発表した。
今期は売上高、営業利益、経常利益、当期純利益ともに前年時を上回ったものの前年同期の伸び率には届かず堅調な成長ぶりを見せた。主要な財務諸表数値は以下の通りである。
売上高:約1兆5千億円(1,521,207百万円、前年同期比7.9%増し)
営業利益:872億4千9百万円(前年同期比58.2%増し)
経常利益:972億7千9百万円(前年同期比61.9%増し)
当期純利益:684億5千2百万円(前年同期比55.4%増し)
世界経済の発展と成長
今期の経営成績についてヤマハ発動機株式会社は、世界経済の発展と成長について分析。景気は米国では回復が続いたが、欧州や新興国では景気の踊り場状態が続いた。
また、取り引き通貨に関しても述べ、特にインドネシアのルピアやブラジルのレアルはドルに対して弱い状態が続いているため輸入コストの上昇やインフレが進み費用を増加させたとしている。
今期は「個性ある新商品の投入」や、「モノ創りを変える」、「構造改革を推進する」、「将来成長戦略を実行する」の4つに力を注いできた。

ヤマハ発動機株式会社 平成26年12月期決算短信
http://global.yamaha-motor.com/