ミャンマーとカンボジアへの関心の高まりから使節団派遣
関西経済連合会は、2月15日から2月21日の期間で、関西電力森会長を団長とし、ミャンマー・カンボジア使節団を派遣している。構成人員は計50人程度。ミャンマーとカンボジアは経済成長を遂げており、また、アセアン発足が予定されていることで、両国に対する関心が高まってきていることから、使節団の派遣が実施された。
ミャンマー 有望な市場として期待
ミャンマーは「アジア最後のフロンティア」と呼ばれており、2011年の民政移管以降、著しい経済成長を遂げている。ミャンマー国外からの投資を積極的に受け入れていることや、若年層の労働人口が多く、有望な市場としても期待されている。
また、現在、日本とミャンマー両政府が官民一体で進めているティラワ経済特区は、今年中の運用開始を目指していることから、ビジネス環境の整備が進められている。
日本とミャンマーの関係性強化を図る
今回の使節団の派遣においては、政財界要人や現地経済団体幹部との面談を通じ、ビジネス環境を把握することで、両国の経済発展を推進することが狙いである。
また、環境や防災など関西が強みを持つ分野や人材育成においての協力の可能性を探り、両国の関係性についても強化を図る方針である。

関西経済連合会(プレスリリース 1月30日付)
http://www.kankeiren.or.jp/material/150130release.pdf