ヤンゴン大学に構想第1号の拠点開設
東京外国語大学(TUFS:Tokyo University of Foreign Studies)は、2015年1月30日、同校が推進する「TUFSスーパーグローバル大学構想」の一環として、ヤンゴン大学に日本研究・日本語教育の拠点となる「Global Japan Office」を開設した。
「TUFSスーパーグローバル大学構想」では、2023年までに海外38大学に拠点を置くことを目指しており、ヤンゴン大学はその第1号である。
ヤンゴン・グローバル・オフィスでは、日本への留学を希望する学生の支援や現地日本人留学生のサポートを行う予定。
また、日本語教師を常勤させ、現地学生に向けた日本語・日本文化・日本社会などの講座も実施する予定である。
30日にヤンゴン大学で行われた式典には、立石博高 東京外国語大学長をはじめ、アウン トゥー(Aung Thu)ヤンゴン大学長や教育省(Ministry of Education)下のミャンマー高等教育局副局長、駐ミャンマー日本国公使らが出席した。
日系企業にも朗報
ヤンゴン大学は、ミャンマー国内で最もレベルの高い学術研究・教育機関として知られており、秋田大学や名古屋大学なども教育拠点を置いている。
日系企業の進出が著しいミャンマー最大の経済都市ヤンゴン。そこに日本語教育の拠点が置かれるのは、日本語を話せる人材を確保したい日系企業にとっては朗報であろう。
今後、多くのミャンマー人が日系企業で活躍することが期待される。
(画像は東京外国語大学より)

東京外国語大学ホームページ
http://www.tufs.ac.jp/東京外国語大学スーパーグローバル大学構想
http://tufs-sgu.com/東京外国語大学ヤンゴンGlobal Japan Office開所式
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