コスト削減と効率化
ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社は1月15日、2015年1月~3月期の採用動向レポートを発表した。
これによれば、今年の日本の転職市場において求められるのは、企業のあらゆる部門で業績の分析やチェック、プロセスの改善を行い、コスト削減と効率化の推進が図れる人材であるという。
この背景には、企業各社が利益水準を維持する一方で、引き続きコスト削減の努力を進めようとする動きがある。
スマートな仕事に焦点
発表の中で、同社のアジア担当オペレーション・ディレクター、クリスティーン・ライト氏は、
「企業の採用意欲は衰えておらず、今年1年も積極的な採用が続く見通しです。採用企業との会話の中で明確になっていることは、企業が現在最も必要としているのは、『ハードワーク』ができる人材ではなく会社のために『スマート』に仕事ができる人材だ」、と述べ、今年の転職市場では既存の業務手法を改善しながらコスト削減を図れる人材に焦点が当たると解説している。
また、同社は今年の日本の転職市場において採用ニーズが高まると予想される専門分野について、経理・財務、 金融、ファイナンステクノロジー、人事、 IT、保険、法務、ライフサイエンス、製造・オペレーション、セールスマーケティング、オフィスプロフェッショナル等を挙げている。
(画像はプレスリリースより)

ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社 採用動向レポート
http://www.hays.co.jp/report/ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社のプレスリリース(PR TIMES)
http://prtimes.jp/main/html/