需要の高いヒュンダイの新工場
韓国の大手自動車メーカーであるヒュンダイは、同社の4番目・5番目となる中国工場の建設を、プレスリリースで報じた。
新工場は、急増する自動車市場の要求に応じるべく、それぞれ300000台の生産能力が見込まれている。ヒュンダイと北京汽車工業による、50:50の合弁会社である「北京ヒュンダイ(BHMC)」が建設する新工場により、年間1650000台の自動車を中国で生産することが可能になる。
中国におけるヒュンダイ工場の役割
2002年に設立され、中国に最初の工場をオープンした北京ヒュンダイ。2008年に第2工場が加わり、生産能力は倍増し600000台となった。2012年に第3工場が追加されると、年間の総生産能力は1000000台以上となった。
2016年後半に河北省でオープン予定の第4工場は、221000平方メートルの床面積に、スタンピング・溶接・塗装・組立とモジュール・ラインなどの車両生産施設を有する。
2015年の第3四半期に重慶で建設が開始する第5工場は、274000平方メートルの床面積を保有し、車両の完成とエンジンの生産を行う。2017年前半から、中国国内市場向けに設計される、小型と中型のモデルが生産を開始予定だ。
新工場のオープンで、中国における自動車市場の主要なメーカーとして、北京ヒュンダイの存在感強化が期待される。

ヒュンダイ
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