耐震補強工法「ReFo・Mo・Wall工法」を開発
住友林業は11月2日、子会社の住友林業ホームテックが、住みながらリフォームできる耐震補強工法「ReFo・Mo・Wall工法」を開発したと発表した。
「ReFo・Mo・Wall工法」は、建物の内部を解体せずに、既存住宅のモルタル外壁に強度を施す技術である。
「ReFo・Mo・Wall工法」の主な特徴
耐震補強工法「ReFo・Mo・Wall工法」では外壁側から、土台・柱・横架材部分にベースシートを打ち付け、補強面にネットシートとポリマーセメントモルタルを塗りこんで耐力壁化する工法。木造軸組み2階建てまでのモルタル外壁仕様の住宅を対象としている。
既存のモルタル外壁そのものを耐力壁化するため、建物内部の解体を行う必要がないのが最大の特徴だ。リフォーム費用が軽減できるうえに、住みながらのリフォームが可能となり、リーズナブルに耐震リフォームが実現する。
外壁のみの工事でありながら、シングル筋かい以上の耐力まで高めることが可能。日本建築防災協会の技術評価(評価番号 DPA-住技-66)を取得している。
(画像はニュースリリースより)
住友林業株式会社のニュースリリース
http://sfc.jp/information/news/2015/2015-11-02.html