エプソンが新工場を建設
秋田エプソン株式会社は10月21日、インクジェットプリンター用ヘッドの生産能力を増強するために新工場を建設すると発表した。新工場は2016年秋に稼働を開始する予定。
秋田エプソン新工場では、大容量インクタンク搭載プリンターやビジネスインクジェットプリンターのコアデバイスとなるインクジェットヘッドの製造・組立を行っていくという。
需要の拡大に応える
秋田エプソンは高い技術力がある生産拠点として、国内の研究開発拠点と密接に連携。
また、生産技術やノウハウを海外生産拠点で展開していくことにより、グループの総合的なものづくり力の向上も貢献している。
大容量インクタンク搭載プリンターは、低印刷コストの要望に対して純正の品質で応える新コンセプトの製品。2014年度の販売数量は前年度と比較して40%増となっている。
また、高画質で高速のビジネスインクジェットプリンターは、レーザープリンターと比較して、印刷コストや消費電力に優っている。そこで今後、需要の高まりが見込まれる。
同工場では、将来的にインクジェットプリンター用ヘッドの生産能力を約3倍にアップさせる意向だ。
(画像はニュースリリースより)
セイコーエプソン株式会社 ニュースリリース
http://www.epson.jp/osirase/2015/151021.htm?