土日限定の観光列車
富山県では10月10日より、JR西日本の城端線・氷見線を土日限定で1日2往復する観光列車『べるもんた』が、新たに誕生しました。「食の宝庫・氷見と世界遺産の南砺を結ぶ、鉄道ロマン旅」と銘打った企画です。
土曜日は新高岡-氷見間を、日曜日は高岡-城端間を走ります。運行は、2015年10月10日~2016年2月28日までの予定となっており、座席指定料金は520円、定員39名の1両編成です。
“走るギャラリー”で富山を満喫
列車は『ベル・モンターニュ・エ・メール』、愛称『べるもんた』と命名されました。山側、海側両方向に伸びる運行エリアから「美しい山と海」をイメージし、フランス語で表現しました。列車のコンセプトは“走るギャラリー”、車窓の風景を、絵画を眺めるように堪能できる旅を演出しました。
車内サービスでは、「ぷち富山湾鮨セット」(2,000円)や地酒とおつまみの組み合わせ「ほろ酔いセット」(1,500円)が楽しめ、インターネットで事前予約ができます。車内には、南砺市の伝統工芸「井波彫刻」もあしらわれ、ローカル色満載です。
周辺の観光スポット
食の宝庫「氷見」では、「氷見食べあるきクーポン」を販売中です。11月末までおこなわれる秋の特別プログラムで、「朝獲れ鮮魚のランチ」「氷見のおやつ」「海のお土産」からそれぞれ1品ずつ計3品を選べるクーポンです。おしゃれなクラフトやカフェが並ぶ高岡市では、「山町おさんぽカフェ」が楽しめます。
氷見市は、漫画家・藤子不二雄A氏のふるさとでもあります。アニメファン必見の「氷見市潮風ギャラリー」も見応えがあります。「富山の秋」をめぐる旅の詳細は、2015秋特別プログラム「大人の遊び、33の富山旅。」サイトをご覧ください。
北陸トライアングルルートきっぷ
また『べるもんた』の運行開始にともない、『北陸トライアングルルートきっぷ』が発売されています。七尾線観光列車『花嫁のれん』、のと鉄道観光列車『のと里山里海号』が加わることで、JR西日本(在来線)、あいの風とやま鉄道、IRいしかわ鉄道、のと鉄道、加越能バス(わくライナー)が運行する自由周遊区間がさらに充実しました。
2日間乗り放題となる『北陸トライアングルルートきっぷ』は、大人1名 2,500円、観光列車などの追加料金を払えば、さらにリッチな富山・石川の旅が満喫できます。
(画像はプレスリリースより)
富山県庁 プレスリリース(PR TIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000011268.html2015秋特別プログラム「大人の遊び、33の富山旅。」
http://33toyamatabi.jp/