第91回あしなが学生基金オープニングセレモニーの開催
2015年10月16日(金)10:30より、新宿西口小田急百貨店前において病気や災害、自死などにより遺児となった子どもたちや親が重度の障害を持つ子ども達による「あしなが学生基金」の全国オープニングセレモニーが開催される。
「あしなが学生基金」では、現在奨学金を受け学校へ通う遺児学生ら20名が支援の必要性を訴える。
子ども達への支援の必要性
遺児高校生の多くは学費や家族の生活のためアルバイトをしているが、十分な賃金が得られず進学を断念するケースが大部分をしめるという苦しい現状が見られる。
彼らが夢を諦めることなく進学するためには奨学金が不可欠となるのではないだろうか。
また、親が重度の障害を持つ家庭においても生活の困窮が見受けられる。
昨今、日本においては子どもの貧困が社会問題となっているが、遺児や親が障害を持つ家庭の子ども達も同様に、進学が危ぶまれる事態となっている。
子どもは社会の宝である。次の社会の担い手を育てるのは私たち大人の使命なのではないだろうか。
子ども達が夢を諦めることなく、勉強に励むことのできる環境を与えるために私たち大人には何ができるのだろう。
(画像はプレスリリースより)
あしなが育英会 プレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000005453.html