光線力学的療法用医療機器、2製品が保険適用
パナソニック ヘルスケア株式会社は、化学放射線療法または放射線療法後の局所遺残再発食道癌のPDT(光線力学的療法)用医療機器として、2015年5月26日付けで製造販売承認を取得した、「EC-PDTプローブ」(単回使用PDT半導体レーザ用プローブ)ならびに「PDレーザ」(PDT半導体レーザ) が、2015年10月1日より保険適用となることをつたえた。
なお「EC-PDTプローブ」ならびに「PDレーザ」は、両方とも希少疾病用医療機器に指定されている。
「EC-PDTプローブ」償還価格は243,000円
PDT(光線力学的療法)は、患部に腫瘍親和性の高い光感受性物質を投与後、病変部位にレーザ光を照射し、腫瘍組織を変性または壊死させるという局所治療法である。そのため正常組織への影響が少なくすみ、身体への負担を軽減させる治療法として認知されている。
「EC-PDTプローブ」は、CRT(化学放射線療法)またはRT(放射線療法)後の局所遺残再発食道癌専用に開発され、特定保険医療材料として指定された。
また、希少疾病用医療機器であることならびに本医療機器開発に関する社会的な貢献が評価されたとともに、迅速な保険導入による加算額が評価され、償還価格は243,000円となっている。
(画像はパナソニック ヘルスケア株式会社より)
参考URL
パナソニック ヘルスケア株式会社 ニュースリリース
http://www.panasonic-healthcare.com/jp/news/2015/0930パナソニック ヘルスケア株式会社
http://www.panasonic-healthcare.com/jp/