日本人も十分な注意が必要
在ミャンマー日本国大使館領事部は6日、バングラデシュにおける邦人殺害事件に関する注意喚起を発表している。
同事件は、10月3日午前(現地時間)、バングラデシュで発生し、リキシャに乗車していた日本人男性がけん銃で撃たれ殺害された。
同事件について、「ISIL(イラク・レバントのイスラム国)バングラデシュ」を名乗るグループが犯行声明を発出し、イスラム諸国における外国人に対し、さらなる攻撃の可能性を示唆している。なお、その対象として日本人も含まれるため、十分な注意が必要だ。
また、ISILは、9月に発行したISIL機関誌においてインドネシア、マレーシア、ボスニア・ヘルツェゴビナの日本大使館など、日本の外交使節を攻撃対象として言及していた。
在留邦人、短期滞在者らに危機管理を呼びかける
犯行声明に共感した者らがミャンマーを含めた各地で日本人、および日本の関係機関を攻撃する可能性も排除できないことから、同大使館では、在留邦人、短期滞在者らに対し、治安情勢に対する最新情報を入手して危機管理に留意し、安全対策を講じるよう呼びかけている。
在ミャンマー日本国大使館(プレスリリース)
http://www.mm.emb-japan.go.jp/profile/japanese/news/2015外務省海外安全ホームページ
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo