鳥取県内全校にて共通した食材を
9月12日は「とっとり県民の日」。鳥取県内ではこの日にちなんだ様々なイベントが開催された。今年は、鳥取県の梨の新品種、「新甘泉」をPRしようと、JA鳥取中央東郷梨選果場が春から地元の小学校での「人工交配」をはじめとする、新しい梨の育成にも力を入れている。
貴重な生産者の声を聞く機会に
県民の日前日の11日には、小・中・特別支援学校を合わせた196校の児童が、地元の食材を給食で味わった。この食育とも言える取り組みは毎年行われている。
今回用いられたのは梨とラッキョウ。これは全校を通じ同じもので、教諭や生産者から地域の特産品などの説明もされた。各校で県の食文化に触れる1日となったようだ。
鳥取市の若葉台小では、5年生がタマネギの生産者と給食交流会を行った。当日給食に出されたながいもの味噌汁の中に、地元で育てられた「万葉の玉姫」というタマネギが入れられており、タマネギについて生産者や栄養士から話を聞く場面も見られた。
他のメニューとしては、タコとラッキョウのサラダ、梨のシャーベットなども出され計6品と豪華な給食となった。児童たちは栄養士や生産者と机を向かい合わせ、地元の味をじっくりと楽しんだ。
(画像はイメージです)
鳥取県
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