環境対応車向けトラクションインバーターが高評価!小型で高出力など多数改善!
株式会社日立製作所の完全子会社である日立オートモティブシステムズが今回、モノづくり日本会議及び日刊工業新聞社が主催する超モノづくり部品大賞において、自動車部品賞を獲得したことが明らかになった。
この賞は、日本のモノづくりに非常に大きく貢献した部品などに対し賞を授与されるもの。内部パワーモジュールの放熱性能向上によって、小型・高出力化を実現した環境対応車向けトラクションインバーターが高く評価された結果、受賞に至った。
直接水冷両面冷却方式により放熱性能35%改善!一方で40%小型・高出力化も実現!
過度な熱が集積した際にも対応するように直接水冷両面冷却方式が採用されており、放熱性能を35%改善。同時に日立オートモティブシステムズの従来インバーターと比べ40%も小型・高出力化を実現している。
またこの小型インバーターは、世界最高の性能水準を誇るドイツ・ダイムラーに匹敵し、メルセデス・ベンツ初のプラグインハイブリッド車にも導入された。
日立オートモティブシステムズは、インバーター及び、他の電動パワートレインにも注力し、これからも電気自動車の進化への歩みを進めていく。
(画像はHitachi Automotive Systems ニュースリリースより)
Hitachi Automotive Systems ニュースリリース
http://www.hitachi-automotive.co.jp/en