日本現代美術を総括した展示作品
青森県の十和田市現代美術館は、9月19日(土)から来年1月11日(月)まで、『メッセージズ - 高橋コレクション 草間彌生からチームラボまで』を開催します。高橋コレクションは、日本現代美術コレクターとして著名な高橋龍太郎氏が収集したものです。
東京在住で精神科医の高橋氏は、90年代以降の日本現代美術を代表する作家のコレクションを網羅しており、2000点を超える作品を所蔵しています。同美術館は、青森県内で初めて高橋コレクションを紹介することとなります。
展覧会では、1990年代を代表する作家から現在進行形の若手作家までの、作品を揃えました。青森県出身の奈良美智をはじめ、会田誠、山口晃、ヤノベケンジ、鴻池朋子や、若手作家の竹川宣彰、熊澤未来子、チームラボなど、全14組のアーティストの作品を一堂に鑑賞することができます。
アーティストからのメッセージ
NHK 大河ドラマ「花燃ゆ」のオープニングを制作したチームラボは、作品とそれを見る人の相互作用によって成り立つ作品を展示します。
「世界は、統合されつつ、分割もされ、繰り返しつつ、いつも違う」は、インターネットによって人々とコンテンツの関係は変化し、人々はコンテンツに参加し一体となってきている。繊細な線で描かれた升目画の世界と、升目ごとに抽象化された世界とが、鑑賞者の存在により入り混じるインタラクティブな作品。(プレスリリースより)
また、草間彌生の貴重な初期作品も登場します。彼女の作品は1950年代から「愛と平和」を提唱しながら、私たちにメッセージを送り続けています。展覧会名に掲げている“メッセージ”は、アーティストが発信している問いかけです。自然や社会、世界で起きている様々なこと、言葉では言い尽くせないメッセージを作品にのせて、私たちに届けます。
(画像は公式サイトより)
(画像はプレスリリースより)
十和田市現代美術館 公式サイト
http://towadaartcenter.com/web/towadaartcenter.html株式会社チームラボ プレスリリース(PR TIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000231.000007339.html