環境省主催、「東南アジア全般及びマレーシアの化学物質管理政策最新動向セミナー」
環境省は来たる8月6日に東京で、「東南アジア全般及びマレーシアの化学物質管理政策最新動向セミナー」を開催する。
東南アジアで化学物質管理に携わる企業を対象として開かれるもので、セミナー内ではその実務対応について専門家による講演が行われる。
また、マレーシア天然資源環境省の担当官が来日して、同国での化学物質管理政策の最新動向がどのような状況であるのかについての講演も予定している。
現在の化学物質管理に関する状況
現在、2020年までに化学物質が人の健康と環境へ及ぼす悪影響を最小化する方法で生産・使用されることを目指す、という世界共有の目標(WSSD2020年目標)達成に向け、世界各国で法整備などの取り組みが進められている。
このような状況下で、マレーシアを含む東南アジアでも、近年、化学物質管理に関する法制度の整備が整えられてきている。
マレーシアでは、「環境有害性物質届出・登録(EHSNR)」と「2013年労働安全衛生(危険有害化学品の分類・表示及び安全性データシート)規則(2013 CLASS規則)」を基本として化学物質の規制が実施されており、これらの整合など、化学物質規制に関する動向が注目されている状況である。
申込期限は7月22日午後3時まで
セミナーでは東南アジアでのGHS(化学品の分類及び表示に関する世界調和システム)の動向、及びマレーシアでの化学物質管理政策についての最新動向を紹介する。
セミナーは8月6日、東京渋谷区の国連大学ウ・タント国際会議場で、同時通訳付で開催される。参加費は無料だが、定員は300名で、指定サイトからの事前のWEB申し込みをする必要がある。
期限は7月22日午後3時までである。申し込みなどの詳細は環境省ホームページを参照のこと。
(画像は環境省ホームページより)
環境省プレスリリース
http://www.env.go.jp/press/101238.html