T&D保険グループの中間決算
T&D保険グループは平成28年3月期の決算において第2四半期にあたる平成27年4月1日から平成27年9月30日の決算について発表した。
大同生命の経常利益は増加
T&D保険グループはT&Dホールディングス、太陽生命、大同生命、T&Dフィナンシャル生命からなる。
生命保険会社3社合算の個人保険、個人年金保険は新規契約高は前年同期から13.5ポイントの減少であり、保有契約高は0.1ポイント増加の60兆4,187億円であった。解約失効高は0.5ポイントの減少であった。新規契約高の減少は金利低下による一時払商品の販売を休止・抑制したためとしている。
大同生命においては新規契約高は前年同期2.5ポイントの増加であり、保有契約高も前年前年度末から0.6ポイントの増加であった。これは主に個人定期保険の販売増加によるものとしている。経常収益は前年同期1.4ポイントの減少であったが、これは一時払終身保険保険料の収入が減少したためとしている。また、経常利益は5.2ポイントの増加の500億円で利息及び配当金等による収入が増加したためとしている。
通期業績予想の修正はなし
T&Dホールディングスの連結決算としては経常収支は前年同期15.0ポイント減少であり、経常利益は3.1ポイント増加の955億円であった。経常収支の減少は保険料等収入の減少によるものとしている。通期業績予想の修正はないとしている。
(画像はニュースリリースより)
大同生命ニュースリリース
http://www.daido-life.co.jp/about/news/2015/20151112.html