道の駅など市内3か所に充電ステーション設置、供用を開始
京丹後市と京セラなど4社は11月20日、道の駅など市内3か所に太陽光発電・蓄電池・災害対策BOXを備えたEV等充電ステーションを設置し、供用を開始したと発表した。
同市が観光客・住民の利便性向上を図るとともに、クリーンエネルギーを活用した多様なサービスを地域展開するため、市の公共スペースにて電動車両向け充電スタンドの設置・整備を進める一環であるという。
この充電ステーションの特徴は、災害時などに太陽光発電システムと蓄電システムの自立運転によって電力供給ができることで、またここには、電源(USBポート付OAタップ)、ラジオ、懐中電灯、軍手(10セット)を備えた災害対策BOXが付属し、災害発生時でも携帯電話・スマートフォンを充電できる。
12月1日から供用開始。本年度中にさらに4か所も
当初設置されるのは、「道の駅 くみはまSANKAIKAN」と「宇川温泉 よし野の里」の2か所で、ともに急速充電器と普通充電器各1台を設置、付属装備品として太陽光発電(3.2kW)、蓄電池(7.2kWh)、災害対策BOXが付帯する。この供用開始は、この12月1日からとなる。
また「道の駅 てんきてんき丹後」には、急速充電器と普通充電器の各1台が設置されるが、供用の開始は平成28年1月頃(調整中)とのこと。
なお同市では、本年度中にさらに市内4か所へEV等充電ステーションの整備を完了する計画で、市内でのクリーンエネルギーのさらなる利便性の向上を図るとともに、先進的なグリーン経済とスマートコミュニティの実現を目指すとしている。
(画像はプレスリリースより)
京セラコミュニケーションシステム株式会社 ニュースリリース
http://www.kccs.co.jp/release/2015/1120/