日本最大のメガソーラー
11月18日、ウエストホールディングスは、香川県高松市のため池に日本最大のメガソーラーを建設すると発表した。子会社の株式会社ウエストO&Mが保守管理を行う。
一般家庭約900世帯分の出力
高松市香川町川内原にある同市が所有するため池を利用。水面に太陽光パネル約1万枚を浮かべる。2016年7月の稼働を目指しているとのこと。
今年8月14日に京セラグループが運用を始めた「兵庫・加西市逆池(さかさまいけ)水上メガソーラー発電所」(2300kw)を大幅に上回る規模。出力は2688kwで、一般家庭約900世帯分。
世界各地で広まる水上メガソーラー
水上メガソーラーは、水面から冷却効果を得ることができるというメリットがあり、世界各地で広まっている。気温が高くても、パネルの温度上昇を抑制できるのだ。
太陽光パネルは温度上昇により発電量が減少する特性がある。水上に設置することで発電量が増えることが期待される。
パネルが水面を覆うことにより、水の蒸発量の軽減ができ、藻類の異常発生を防ぐことができるという利点もある。
環境保全にもつながる水上メガソーラー。水上のメリットを利用して、太陽光発電が広まってほしい。
ウエストホールディングス プレスリリース
http://www.west-gr.co.jp/news/detail.php?id=480株式会社ウエストO&M
http://www.west-om.jp/