アプリにより客がつかまらない!公共陸運委員会に利用禁止を求め抗議活動!
18日水曜日、マレーシア中心部のパダン・メルボックに、数百人にも及ぶタクシードライバーが集まったと報じられている。
これは最近普及が急速に進むUberや、GrabCarというタクシー配車アプリの利用禁止を求める抗議活動に集まったタクシードライバーで、この日、国会議事堂へ覚書受理も求めたとしている。
利用客は出来るだけ安く・良い車・信頼できるドライバーなどの条件に見合ったタクシーを好む傾向がある。それらの需要に応える配車アプリの普及により利用客がつかまらず、相乗りサービスといった営業の方法も認めているマレーシア公共陸運委員会(SAPD)に、怒りの矛先が向いた。
生活が苦しくなると首相に助けを求める叫びも!昇給、福利厚生改善などにも言及!
上記のような配車アプリのドライバーは、空いた時間にタクシーかどうか区別のつかない何もマークのついていない車などで営業しており、日雇いのケースが多い。
タクシー業界を脅かすサービスで、タクシードライバーの仕事が減り、生活が苦しくなっている現状もあり、抗議活動ではナジブ首相へ助けを求める声が上がり、メッセージなども多くみられた。
いまだにSAPDはアプリのサービスを認める姿勢は変えてはいない。一方で関連する規制機関は、今回のような技術的発展を法規制で抑えるなどすることでタクシー業界を支えることや、タクシードライバーの昇給など福利厚生も改善する必要性に言及した。
SPAD
http://www.spad.gov.myChannel News Asia
http://www.channelnewsasia.com