ベンチャー企業「ユニバーサルビュー」が開発 実用化に向けて研究継続
眼科医療機器開発のベンチャー企業
株式会社ユニバーサルビューが、
NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の仲立ちにより、
株式会社産業革新機構から投資を受けた。10月28日、NEDOが発表した。
NEDOでは、3〜5年以内に実用化を見込む。中堅・中小・ベンチャー企業の技術開発を支援するため、産業革新機構を初めとする金融機関と連携し、一貫した支援に取り組んでいる。
今回、産業革新機構との「新産業の創出に向けた相互協力協定」によって、連携支援第1号としてユニバーサルビューへの投資が実現した。
あらゆる屈折障害の改善効果に期待 高齢化社会に対応
ユニバーサルビューは、2011年度から2013年度、NEDOの「イノベーション実用化ベンチャー支援事業」等の助成を受け、「度数を持たないピンホールコンタクトレンズの開発」に取り組んできた。
この製品は、近視、乱視、老眼などで、従来の眼鏡やコンタクトレンズでは矯正できない症状にも対応する、世界初のコンタクトレンズだ。
ピンホールレンズの原理を用い、あらゆる屈折障害を改善する効果が期待できる。実用化が実現すれば、日本発の革新的な老視矯正の医療機器として、高齢化社会での活用が期待される。
研究開発は高い評価を得て、今回、継続研究と事業拡大に関わる資金等について、産業革新機構から3億円の支援を受けることが決定した。この他、安田企業投資株式会社から投資を受けることも決定しており、支援額は総額4億円となる。
(画像:株式会社ユニバーサルビューウェブサイトより)
NEDO
http://www.nedo.go.jp/NEDO/ニュースリリース
http://www.nedo.go.jp/news株式会社ユニバーサルビュー
http://www.universalview.jp/株式会社ユニバーサルビュー/ニュースリリース
http://www.universalview.jp/news