『釜石市上中島町復興公営住宅第2期』の建築工事に着手

釜石市、新日鐵住金株式会社、新日鉄興和不動産株式会社は、『釜石市上中島町復興公営住宅第2期』の整備計画について2014年3月7日、建築工事に着手することを発表した。

「釜石市上中島町復興公営住宅整備計画」は、2013年3月に竣工した第1期54戸と合わせて、計210戸の復興公営住宅を整備するものだ。

入居者間の「見守り」を兼ねたコミュニティを作るということがコンセプトに加えられており、限られた敷地の中でもスピーディーに整備するために、工期が短く、経済性が高い鉄骨造及びスチールハウス等の鋼構造を採用する。

（画像はプレスリリースより）

建物としては8階建ての高層棟と5階建ての中層棟、3階建ての低層棟の4棟で構成され、4つの住宅棟の中心に中庭を配置する。


そして3号棟の1階に見守りの拠点施設としての「集会所施設」と「災害備蓄倉庫」を。2号棟の屋上には「太陽熱温水設備」を設置して、太陽熱によって温められた不凍液を、すべての棟に循環させ、効率的に温水を供給する。

第2期においては、新日鐵住金が所有している釜石市上中島町の敷地において、新日鉄興和不動産が復興公営住宅156戸と、集会所施設等の整備を行うものだ。なお完成した後は、土地・建物を釜石市が買い取ることになっていて、2015年2月下旬を予定している。なお、2014年3月7日（金）には地鎮祭が行われる。




釜石市
http://www.city.kamaishi.iwate.jp

新日鐵住金株式会社
http://www.nssmc.com

新日鉄興和不動産株式会社
http://www.nskre.co.jp

プレスリリース
http://www.nssmc.com/news/20140220_100.pdf