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2025年07月09日(水)
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安楽死合法化にむけて続く議論 フランス

安楽死合法化にむけて続く議論 フランス

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ヴァンソン・ランベール氏の安楽死をめぐる判決
1月中旬、ヴァンソン・ランベール氏(38歳)の「消極的安楽死」をめぐって、シャロン=アン=シャンパーニュ市の法廷で「消極的安楽死」を認めない判決が下った。

ヴァンソン・ランベール氏は5年前に交通事故を起こし、以後、完全四肢麻痺、遷延性意識障害で、重度の昏睡状態で回復の見込みはないとされている。ヴァンソン氏の妻及び、主治医は、夫の「消極的安楽死」の権利を法廷に申し出たが、ヴァンソン氏の両親は息子の「消極的安楽死」に反対していた。

ヴァンソン氏は以前、看護師として医療の現場で働いており、以前から、自分がこのような状態で生きていくことは望んでいないと、周囲に語りかけていたが、自らの安楽死に対する正式な文書は残していなかった。

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Image:by José Goulão(画像はイメージです)

フランスでは2005年より、「消極的安楽死」が合法化されている
「消極的安楽死」とは、患者の苦しみを長引かせないため、人工栄養補給などの延命治療を中止して死期を早めることである。

フランスでは2005年に制定された、レオネッティ法により「消極的安楽死」が合法化された。

ただ、栄養補給を止め、患者が死んでいくのをひたすら待つというのは、たとえ、意識レベルの非常に低い患者でも、強い苦しみは避けられないのではないかという疑問の声が高まっており、最近は、このレオネッティ法の改正についての議論が進んでいる。


外部リンク

Le FIGARO
http://www.lefigaro.fr/

France INFO
http://www.franceinfo.fr/

Le Huffington Post
http://www.huffingtonpost.fr/
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