低価格の保険プランが増えて、選びやすくなる
日本生命保険は4月より、3つの新たな制度を導入し、一人一人に最適な保険を提案する。4月より適用される新制度の1つ目は、
個人保険・個人年金保険の保険料率を改定する。2つ目は
「みらいのカタチ」で、“保障見直し制度”の取り扱いを開始する。3つ目は
「年金保険」の自在性を向上させる。
1つ目の「
個人保険・個人年金保険の保険料率改定」では、予定利率の改定を行う。このため終身保険や年金保険などの資産形成価値の高い保険については保険料が上がるが、「みらいのカタチ」の「高額割引制度」を拡充して、低価格の保険プランを幅広くそろえる。
「
高額割引制度」とは、今まで割引対象外であった総合医療保険などが割引対象となるとともに、介護保障保険の割引額も大きくなる。高齢化社会の日本で需要が高まっている「医療保障」、「重い病気や介護等の保障」に対応した。
(画像はニュースリリースより)
例えば、保険期間が限定された「
3大疾病保障保険 500万」、「
身体障がい保障保険 800万」、「
介護保障保険 700万」、「
総合医療保険 日額1万円」を組み合わせた【保険金額2,000万(入院給付日額1万円)】プラン場合、
30代男性の保険料は、6.9%減額の9,964円(現行17,707円)となる。
上記に「
終身保険 100万」をプラスしても、
30代男性の保険料は、3.0%減額の12,202円(現行12,575円)とお得になる。
(画像はニュースリリースより)
必要に応じてお得な価格で、保険を追加
2つ目の「みらいのカタチ」の“
保障見直し制度”とは、単品の保険を自由に組み合わせて、必要な保険だけを選ぶ「みらいのカタチ」が、より便利に使える制度。
ライフステージに合わせて、介護保障保険などの単品保険を新たに追加できるようになった。保障内容を追加しても「
高額割引制度」が適用されると、保険料を安く抑えることができる。
(画像はニュースリリースより)
例えば「
3大疾病保障保険 500万」、「
身体障がい保障保険 800万」、「
定期保険 1,000万」を組み合わせた「みらいのカタチ」の場合、
保険料は7,364円となる。
ここに「
介護保障保険 700万」を新たに追加すると、本来なら保険料として9,422円を支払う必要がある。しかし「高額割引制度」が適用されるため、
保険料は8,437円ですむ。
(画像はニュースリリースより)
年金を老後ではなく、30代で使う
3つ目の「みらいのカタチ 年金保険」の自在性向上については、年金開始年齢の引き下げ、加入できる年齢範囲の拡大を実施する。
年金開始年齢は50歳から
17歳へと大幅に引き下げられ、今まで15歳だった加入年齢も、
7歳に変更される。
これにより老後の生活資金だけではなく、結婚資金やマイホーム購入資金の準備など、今まで以上に幅広い用途に役立てることができる。

日本生命保険相互会社のニュースリリース
http://www.nissay.co.jp/news/2013/pdf/20140107.pdf