シェフラー社、ロシア連邦のウリヤノフスク州で工場設立を祝うオープニングセレモニーを開催
グローバルなテクノロジー企業であるシェフラー社は、初めてロシア連邦に製造工場を設立した。
シェフラーグループは新しく設立されたウリヤノフスク州の工場で生産される高品質の製品を国内および海外の自動車メーカーや鉄道工業に提供する。
Marina Bespalova市長はウリヤノフスク州の広域行政の代表、そしてシェフラー社の役員らと共にオープニングセレモニーに出席した。
シェフラー社製造部門(RU)の最高責任者であるMikhail Volkov氏はセレモニーにおいてシンボルとなる製造工場の鍵を誇らしげに受け取った。
(画像はプレスリリースより)
リボンを切った後、ゲストは工場の公式なスタートアップと生産の開始を祝い、工場見学をした。
シェフラー社の新しい工場における生産業務は、業務上の安全性と環境保護において世界の最高水準を満たしている。
工場は目下、クラッチとマニュアルトランスミッション構成部品を二つの生産ラインで製造していく。急行電車「Sapsan」と「Lastotschka」に使われるテーパーローラーベアリングの生産は2014年末に製造開始予定だ。
新工場がウリヤノフスク州へもたらす効果
製造工場は現在100人以上雇用しており、300種類以上の仕事を提供していく。ウリヤノフスク州の知事であるSergey Morozov氏は以下のように述べている。
「新しい製造設備は新しい工業複合体であるだけでなく、雇用の創出という役割もはたしており、そこが私たちの州にとっては最も重要な部分です。」(プレスリリースより引用)
シェフラー社は従業員のトレーニングと専門的知識の蓄積に重点をおいており、多くの従業員はすでにドイツ、フランス、ハンガリー、スロヴァキアにあるシェフラー社の工場にてトレーニングコースに参加しているという。
シェフラー社のヨーロッパCEOであるDietmar Heinrich氏は新工場から得られる効果について以下のように話している。
「ウリヤノフスク州の新工場が設立された事でロシア市場における同社のポジションが強まると期待しています。地元で生産する事でロシアの顧客と消費者への距離が縮まり、需要に素早く対応できるようになります。」(プレスリリースより引用)

シェフラー社プレスリリース
http://www.schaeffler-group.com/