排出物質削減、燃費改善する最先端技術ピストンリング製造へ!
フェデラルモーグル・ホールディングス事業部のフェデラルモーグル・パワートレインが、メキシコ中南部の都市プエブラに新ピストンリング製造施設を開設。北及び南アメリカの自動車メーカー向けに、最先端技術を導入したスチール・鋳鉄製ピストンリングが製造される。
顧客のパワートレイン部品への需要に応えるための今回の製品により、排出物質削減や燃費改善が見込める。フェデラルモーグル・パワートレインのリング・ライナー副社長兼任統括マネージャーのマイケル・ヘッドリヒ氏は、
「我々の世界的な戦略の一部が製造施設の更なる展開であり、主にピストンリング製品に力をそそいでいる。今回の新施設により地域の顧客にも、より高性能製品を提供することが可能になり社会的な貢献もできるようになる。」(Federal Mogulプレスリリースより)
と話している。
初期は従業員120人を雇用。更なる展開も目指す!
開設初期で従業員を120人雇用し、数年後には更なる施設拡大を目指している。PVDやDuroGlideといった独自のクラス最高最適コーティング技術により、自動車業界の挑戦的な取り組みであるCO2削減や燃費の更なる改善に役立っている。
今回の新施設によりメキシコでの総施設数は7になり、北から南までのアメリカの顧客全てに向けた、ベアリング、イグニション、シーリング及びピストン製品を製造。フェデラルモーグル・パワートレイン部品の主力製品がここで生産されている。

Federal Mogul
http://www.federalmogul.com