アラタナECセキュリティチーム解析
株式会社アラタナのセキュリティチーム「aratana-CSIRT(アラタナシーサート)」では、同社のネットショップ構築サービス「カゴラボ」を対象として、「ECサイトにおけるサイバー攻撃の傾向」を調査している。「aratana-CSIRT」は日本IBM・野村総合研究所などの企業から構成される日本シーサート協会に加盟する組織で、Eコマース業界における最新のサイバー攻撃を分析し、ネットショップの安全やサービス向上に貢献するためのチームだ。
(画像はプレスリリースより)
攻撃検知数、常にリスク
アラタナシーサートの調べによると、サイバー攻撃検知数はECサイト683件のうち6ヶ月間で13万3678件、月間平均約2万2000件以上攻撃を受けていることになる。2014年2月の報告と比較すると、月間当たりの攻撃数は3分の1に減少しているものの、セキュリティの開発と共にサイバー攻撃も常に進歩するリスクを負っている。
セキュリティへの理解と意識がECサイトを救う
個人情報を保有することで常に攻撃の対象となっているECサイト。企業、個人の情報資産を守ることはもちろん、ショップ運営者自身にも大きな被害が危惧される。同社では、サイバー攻撃に対する観測、セキュリティに関する情報の提供、また特別講演なども企画し、ECサイト運営者に対してセキュリティに関する注意と意識向上に努めている。
株式会社アラタナのプレスリリース
http://www.aratana.jp/upload_img/news/0051/detail.pdf株式会社アラタナのセキュリティに関する情報
http://www.aratana.jp/security/