富士ゼロックスが10月より勤務制度を刷新
富士ゼロックス株式会社は、2014年10月1日(水)より、リモートワーク、在宅勤務制度など、新しい勤務制度を取り入れることとなった。
これにより富士ゼロックスは、顧客への価値観提供力強化を図るとともに、生産性のさらなる向上を目指すという。
「協働タイム制」の導入
富士ゼロックスが今回取り入れた新勤務制度の一つに、「協働タイム制」がある。
これは、全社員が協働し、チームとして生産性を高めることが目的とされ、具体的には以下の取り組みがある。
1.全社一律のコアタイムを設定(9時~15時)
2.育児(子が小学6年まで)・介護に携わる社員については、コアタイムを10時30分~15時に短縮
3.20時以降の残業を原則不可とし、朝型勤務へのシフト
(ニュースリリースより)
リモートワークや在宅勤務制度も導入
また、富士ゼロックスでは今回、新しい勤務制度として、リモートワーク制度や在宅勤務制度も導入している。
リモートワーク制度は、顧客との接点強化、価値創造支援を目指して、営業部門に導入されたもの。これにより、いつでも・どこでも・誰とでも業務・コミュニケーションをおこなうことが可能となる。
また、在宅勤務制度は、育児・介護に携わる社員を対象に実施するもので、この勤務制度に関しては、コアなしフレックスタイムが適用される。
商品・サービス提供力強化と、社員の活躍推進
現在富士ゼロックスでは、「意識・風土の変革」「業務プロセス改革」「勤務制度の刷新」を目指して、働き方の変革に挑戦している。
そんな富士ゼロックスは、今回の「勤務制度の刷新」によって、よりよい商品やサービスが提供できる体制を強化していくことになった。
また、今回の「勤務制度の刷新」は、少子高齢化社会の深刻化が進む現代において、すべての社員が、育児・介護などをおこないながらも、持続的に活躍できる職場環境を整備する目的も含まれている。
富士ゼロックスは今後も、すべての社員が能力を最大限に発揮でき、女性を含むさまざまな人材が活躍できる会社作りに励んでいく考えだという。
富士ゼロックス株式会社によるニュースリリース
http://prw.kyodonews.jp/prwfile/release/M100203/