現地企業企業との共同企業体として参加
清水建設株式会社(東京都中央区)は2014年9月10日、シンガポール企業との共同企業体(ジョイント・ベンチャー)として、大型医療施設「チャンギ総合病院メディカルセンター」の受注を発表した。工期は2014年9月から2017年6月までの33か月となる。
(画像はニュースリリースより)
「チャンギ総合病院メディカルセンター」は、チャンギ国際空港の近くにあるチャンギ総合病院の敷地内に建設。地上9階、地下3階、建築面積4,575m2、延床面積64,497m2の規模で、開院後は外来患者にも対応できる革新的な専門クリニックとして運用。また、地下階は駐車場として使用される。
日本の高い技術提案が評価された
このメディカルセンターの入札にあたっては国際入札方式での発注となったが、すでに同国で施工したナショナルハートセンターや、現在施工中であるイーシュンコミュニティ病院の実績、また、日本からの技術支援体制についても高い評価を得ていることから、工期やコスト削減を実現する同社の技術提案が評価された。
受注金額は約150億円で、まもなく請負契約を締結する予定。シンガポールでは昨今ますます増加する国民の高齢化にともない、医療施設の増加が見込まれており、今後も医療施設関係者への提案営業を提案していく。

シンガポールで大型医療施設を受注/ニュースリリース2014年-清水建設
http://www.shimz.co.jp/news_release/2014/2014027.html