業界初のデュアル互換システムを上市
2014年8月28日、グローバル自動車サプライヤー、ビステオン・コーポレーションは、ゼネラルモーターズと、初のワイヤレス充電システムをデビューさせた。
このユニークなソリューションは、パワーマターズアライアンス(PMA/Powermat)およびワイヤレスパワーコンソーシアム(WPC)両方のワイヤレス充電規格サポートの基、誘導結合技術を使用している。
キャデラックは2015 ATSを目玉商品にし、今秋にCTSのスポーツセダンを、そして、エスカレードSUVを年末に追加する。
ワイヤレス充電は、車両の乗員に彼らのモバイル機器を充電するための便利な方法を提供し、電源コードが不要になる。これは、WPCが実施した最近の研究において、スマートフォンユーザーの最大の不満が、「バッテリ寿命」であることに対処したものである。
(画像はニュースリリースより)
どこにでも設置可能な設計で世界を狙う?
自動車メーカーのための主要な利点として、ビステオンのワイヤレス充電ソリューションは、異なる車載位置に対応するように設計されていることで、複数のプラットフォームや、異なる地域での使用が可能となる。
これは、自動車メーカーのモビリティ戦略に適応するように設計された、ビステオンの車載接続機器ソリューションの一例である。
Albert Faraj、ビステオン社のエレクトロニクス事業・南北アメリカ副社長は、次の様に語っている。
「ビステオンのワイヤレス充電ソリューションは、顧客に計り知れない柔軟性を提供します。」
「センターコンソールやインストルメントパネル領域のように、コックピット内のどの場所に、幾つあっても、統合することができるように設計されています。」
「モジュールはまた、認定されたPMA/PowermatまたはWPC/Qiレシーバーの電話機器に適応してます。従って、今後はこの搭載車両と互換性のあるモバイルデバイスの数を増やことができます。」
(ニュースリリースより引用)

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