ドバイの総合水事業会社への出資
三菱商事と三菱重工は、国際協力銀行と共に、ドバイの総合水事業会社であるMetito Holdings Ltd. (Metito)への資本参加を決定したことを2014年7月8日に発表しました。
Metitoはドバイを拠点として、中東・アジア・アフリカ地域において上下水・排水処理施設のみならず、海水の淡水化施設についても設計、調達建設から、保有・運営まで幅広く行っている総合水事業会社のひとつです。創業は1958年でそれ以来水に関するインフラを3000件以上納入した実績をもち、とりわけ海水の淡水化施設に関しては世界5位の実績があります。
Metitoはさらに、U.A.E.、中国、エジプトなどでも水インフラ施設の保有・運営事業を展開し、現地のそれぞれのニーズに合わせた形で適切な水処理サービスを提供することができる運営ノウハウ及びエンジニアリング能力があります。
今回の資本参加の形式
今回の資本参加に関しては、Metitoの普通株式を約40%保有している既存株主、Gulf Capitalなどから三菱商事と三菱重工が取得し、国際協力銀行は「海外展開支援出資ファシリティー」の一環として、Metitoの種類株式を引き受けることで出資する予定です。

三菱商事 プレスリリース
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