5月31日は世界禁煙デー
フランスの世論研究所、Ipsosが5月31日の世界禁煙デーにちなんで行った調査によると、フランスでは、大多数が、子供がいる場所での禁煙に賛成している。
タバコの煙は、吸っている本人以外、周りの人の健康にも悪影響を及ぼす。フランスでは、車の中、公園、学校周辺、ビーチなど、様々な子供のいる場所で、喫煙者を見かけることができる。
Ipsosの行った調査では、84パーセントのフランス人が、1人でも子供がいる場所での喫煙を禁止するべきだと考えているという。
ニースや、マントン、カンヌ、サン・マロなどのビーチでは全面的に禁煙を実施している場所が複数存在する。
子供が車に乗っている場合、禁煙にするべきという主張
同様に、子供が頻繁に出入りする公園などでも、全面的な禁煙を求める声が多く上がっている。また、95パーセントのフランス人は、子供が乗っている車での喫煙について、反対であり、法律で禁止すべきだと考えている。
南アフリカや、アメリカの大多数の州、カナダ、オーストラリア。イギリスなどでは、車に未成者が乗っている場合の喫煙は禁止されている。
スコットランドの研究所が行った研究によると、車の中での受動喫煙は、世界保健機関が定める基準の3倍の有害物質を体の中に吸い込むとされている。
世界保健機関によると、世界中で、受動喫煙により死亡する人の数は、年間で、60万人にものぼるという。

Top Santé
http://www.topsante.com/Ipsos
http://www.ipsos.fr/