「サステナブル・コミュニティ研究会」がセミナーを実施
三井不動産レジデンシャルが中心となって立ち上げたプロジェクト「サステナブル・コミュニティ研究会」では、2014年3月15日、都内にて「第1回マンション・コミュニティ事例共有セミナー」を実施した。
「サステナブル・コミュニティ研究会」では、集合住宅などコミュニティ内の共助・互助や、周辺住民との連携により、環境・社会・経済面の様々な障壁を乗り越えて持続可能な地域をつくっていくことをテーマにしている。現在、アドバイザリーボード委員(有識者)や各種外部団体と連携しながら活動中だ。
「第1回マンション・コミュニティ事例共有セミナー」は、三井不動産グループにて管理を行っている関東エリアのマンション約1600棟の管理組合を対象として2014年1月に実施した「第1回マンション・コミュニティに関する調査」の結果を受けて実施されたもの。
各マンション管理組合から、「他のマンションでの取り組みについて知りたい」、「マンション内のコミュニティづくりを教えてほしい」という要望の声が多く寄せられたため、それを受ける形として、セミナー形式にて行われた。
(画像は公式サイトより)
分譲会社、管理会社、管理組合がともに作る 快適なマンションコミュニティ
セミナーには戸数や規模、築年数が異なる首都圏のマンション19棟から22名が参加し、2部構成で行われた。
前半ではコミュニティに関する基礎知識を学ぶ講義やサステナブル・コミュニティ研究会が独自開発したコミュニティツール「9つのトビラ」を実際に体験。後半では規模の異なるそれぞれのマンションでのコミュニティ活性化事例紹介や意見交換会を行った。
分譲会社が引き渡しまでで役割を終えるのではなく、管理組合や管理会社と協力し合って、マンション・コミュニティの充実を図ることができれば、居住者が安心でき、かつクオリティ・オブ・ライフの高い暮らしを実現することに繋がっていく。
このセミナーはマンション分譲会社、マンション管理会社、管理組合が一緒になり、マンションの「コミュニティ」という「ソフト」をテーマとして事例や意見を共有する場を創るという、マンション業界初の試みとなった。

三井不動産レジデンシャル ニュースレター
http://www.mfr.co.jp/company/information/2014/pdf/0328_01.pdf