「カワイイ路線」や「女子」からの卒業
ユニリーバ・ジャパンが独自に実施した「憧れる女性像」についての調査から、現代の女性は「カワイイ」だけではなく、「内面的な強さ」と「美しさ」を兼ね備える女性に憧れていることが分かりました。
(画像はプレスリリースより)
これは、ユニリーバ・ジャパンが今年1月に実施したインターネットを利用したアンケート調査の結果で、20歳から59歳の女性、各年代200人ずつ(内、フルタイムでの有職者100名、その他100名)、計800人を対象として調査しました。
「カワイイ」だけじゃ物足りない
最近では女性誌でも大人の女性になろうと呼びかける「脱・女子宣言」などの特集が行われたりしていますが、このような傾向について質問したところ、64.9%の回答者が「共感する」を選択しました。
また自身について「カワイイ女性」という一言で評価されると「物足りなく感じる」と回答した人が65.1%、同様に「カワイイだけの女性では魅力がないと思う」と回答した人は81.3%でした。
(画像はプレスリリースより)
その一方で、これらを大きく上回る90.4%の人が「かわいさはずっと失いたくない」と回答しています。また、「カワイイだけで魅力的」なのは何歳かという質問から、平均して25.8歳までという結果が出ました。
日本女性の美点は「芯の強さ」
女性としてかわいさは大切であり、若い世代ではそれだけでもいいが、年齢を重ねるに従ってそれ以上の魅力が加わらないと物足りないと大多数の女性が考えているということが明らかになりました。
これらの女性たちに、日本女性の美点について質問したところ、「芯の強さ」が52.4%で、2位の「優しい(40.8%)」や「若く見える(30.4%)」をおさえて1位になりました。
(画像はプレスリリースより)
世界的にも広く浸透した「カワイイ」という概念ですが、その発信源である日本女性の多くは、すでにその一歩先を歩いているようです。

ユニリーバ・ジャパン株式会社のニュースリリース(PR TIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042