一般廃棄物焼却施設の建設、運営事業を受注
三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社が、山形広域環境事務組合から一般廃棄物焼却施設の建設と運営事業を受注 した。三菱重工環境・化学エンジニアリングは国内外でトップクラスの一般廃棄物処理施設の納入・運営実績を持つ。
受注の内容は150トン/日の処理能力を持っている流動床式ガス化溶融炉と排熱回収設備を建設。20年6ヵ月間運営を請け負うものだ。総事業費は約185億円で、稼動開始は2017年10月を予定している。
焼却排熱を使う蒸気タービン発電・温水供給設備
「エネルギー回収施設(立谷川)建設及び運営事業」は、一般廃棄物焼却施設「立谷川清掃工場」の老朽化に対応。隣接地に代替施設を、設計・建設・運営を民間委託するDBO方式によって整備するものだ。
施設の建設は三菱重工環境・化学エンジニアリングが行う。また運営事業は山形エコクリエイション株式会社が担当する。これ以外にも建設・運営は、山形市内の企業5社を含む7社が参画する地元密着型グループを結成し事業展開を行っていく。
新施設は、処理能力75トン/日の流動床式ガス化溶融炉2基を中心として、焼却排熱を使う蒸気タービン発電・温水供給設備などで構成される。
(画像はホームページより)

三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社 ニュースリリース
http://www.mhiec.co.jp/news/141218.html