山倉ダムの水面にて発電
京セラは、12月22日、東京センチュリーリース(以下、TCL)と共同出資する「京セラTCLソーラー」が、千葉県市原市において、水上設置型のメガソーラー発電事業を開始することを発表した。
千葉県企業庁では、10月より山倉ダムの水面において、水上設置型太陽光発電システムを設置・運営する事業者の公募を行っており、京セラTCLソーラーが採択されたという。
新発電所概要
新発電所は、千葉県企業庁が管理する工業用水道専用山倉ダムの水面約180,000平方メートルを使用して建設され、京セラ製太陽電池モジュール約50,000枚と、フランスのシエル・テール製水上架台(水上に太陽電池モジュールを設置するための浮体構造物)を設置する計画だ。
出力規模は、水上設置型としては世界最大となる約13.4MW、年間発電量は一般家庭約4,700世帯相当分の約15,635MWhを見込み、年間約7,800トンのCO2削減をめざす。
なお、稼動開始は2016年3月を予定しているという。
循環型社会に貢献
TCLと京セラは、新発電所の近隣に環境学習施設を整備するなど、地域の発展に貢献していく。
また、今後も、環境負荷低減社会の形成や地球環境保全に取り組み、再生可能エネルギーの普及を促進していくかまえだ。
(画像はニュースリリースより)

京セラ ニュースリリース
http://www.kyocera.co.jp/news/2014/1204_dsil.html東京センチュリーリース ホームページ
http://www.ctl.co.jp/