10時間にも及んだ手術
ブラジル中部ゴイアニアの産科病院で2月15日、下半身が結合した双子の男児の分離手術が行われ、無事成功した。AFPの報道によると、手術は10時間近くに及んだという。
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難易度の高い手術だったが、入念な準備の末、無事に成功
1歳2か月の双子、イスラエルちゃんとレビちゃんは、足は2本ずつあるが腹部と臀部で結合しており、腸と膀胱、生殖器を共有していた。2人のような下半身結合の分離手術は、結合双生児の分離手術では頭蓋骨が結合している場合に次ぐ難易度だ。2人の誕生以来、手術の準備は念入りに進められてきた。
手術は成功し、2人の経過は順調。しかし今後無事に成長できるか、医師らは各器官が機能しているかどうか調べたり、術後感染を警戒したりしている。

下半身結合双生児、10時間の分離手術に成功 ブラジル(AFP)
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2858760/8490208