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2024年11月24日(日)
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「震災で結婚ブーム」は嘘だった? 結婚したカップル戦後最少に

「震災で結婚ブーム」は嘘だった? 結婚したカップル戦後最少に

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1年間で人口20万人減!
厚生労働省は1月1日、「人口動態統計の年間推計」を発表した。

出産数から死亡数を引いた自然増減が2011年はマイナス20万4,000人と統計を取り始めた1947年以降最多となった。
結婚
震災で絆を求め結婚ブームは嘘?
震災後、しばしばニュースなったのが震災を機に絆の大切さに気づき、結婚へといたるカップルが増えている、という情報だ。

2011年5月15日のasahi.comは下記のように報じた。

結婚情報紹介サービス大手のオーネット(本社・東京)では、今年4月の資料請求件数が前年同月比で約12%増。関東の女性でみると24%増えた。会員同士の結婚による退会も続き、3月は423人で前年同月比19.5%の増。4月も333人と18.1%伸びた。同社大阪北支社の古沢広美・支社長代理は「地震直後から問い合わせが増え、入会者も例年の2~3割増」と話す。サンマリエ(同)でも関東甲信越地方で入会者の伸びが目立つ。(asahi.comより抜粋)

また同じく10月19日のmsn産経ニュースは下記のように報じている。

結婚情報誌ゼクシィを発行するリクルートは19日、東日本大震災後の結婚に関するトレンド調査を発表、震災後、「結婚したい」と考えるようになった未婚か婚約中の女性が、3割を超えたという結果になった。(msn産経ニュースより抜粋)


今回、厚労相が発表したデータによると、2011年に結婚したカップル数は、やはり1947年以降最少となっている。

不況が結婚ブームにダメージ?
厚労相の発表は短期的にはこういった報道とは矛盾しているようにも見える。昨年結婚への動機を強くもった人たちが、今年以降徐々に実際に結婚しはじめる、とも考えられるが、実態は不明だ。

震災により独り身の不安や孤独から「結婚したい」と考える女性が増加したのに比べ、男性側の考え方は二つに分かれる、という分析もある。

この先何があるかわからないので、後悔しないよう積極的に女性にアピールした、という人がいる一方、緊急時に大切な人を守る自信が持てない、という理由で結婚を断念する人もいるという。

不況が長引く中、経済力を含めた包容力に自信を持てない男性の増加が、「震災結婚」に陰をさしている、と言えるかもしれない。

外部リンク

◆厚生労働省 平成23 年(2011)人口動態統計の年間推計
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suikei11/dl/houdou.pdf



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