全日本男子バレー、五輪出場資格へ大きく望みを残す
7日、
全日本男子バレーが
ロンドン五輪世界最終予選でオーストラリアと対戦し、3セットストレート勝ちの
パーフェクトな試合内容で勝利した。
日本は6日、中国との対戦で痛い敗北をし、今日のオーストラリア戦を落とせば五輪出場の希望がたたれる可能性のある崖っぷちでの試合だった。
完璧な宇佐美のトスワーク
前日の中国との試合直前に右目を負傷し、欠場したチームの要でもあるセッター
宇佐美大輔が、スタートからコート復活し素晴らしいトスワークを見せた。
同じアジア枠に入る
オーストラリアはセッター以外は身長200cm超の大型選手が揃う若いチーム。しかし宇佐美の巧みなトスワークで日本のアタッカー全員が得点を上げ、相手チームにブロックすべきアタッカーを絞らせなかった。
反対に日本は212cmの
オーストラリアのエースをブロックで何本も押さえ、最終セットにはベンチに下げさせた。
サーブも大好調
6日の中国戦で
サーブミスが相次ぎ、自滅状態で敗北した日本チームだったが、7日は同じチームとは思えないほど安定したサーブを相手コートに入れ続け、攻守ともパーフェクトな試合展開だった。
また、7日は韓国と中国が対戦しており、中国が韓国に敗れたために五輪出場資格チームは混沌としてきている。五輪出場のために負けられない日本は、9日にプエルトリコと対戦する。
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