菊地直子容疑者、偽名でヘルパー2級を取得!
3日に、地下鉄サリン事件で、特別手配されていた
オウム真理教元信徒の
菊地直子容疑者(40)が逮捕され、17年間の逃亡生活の全容が明らかになりつつある。
菊地は
神奈川県相模原市の訪問介護会社に2010年8月から「
櫻井千鶴子」の偽名で勤務し、年齢も44歳と偽っていた。始めは経理担当だったが2012年2月に
ヘルパー2級の資格を取得し、週2日はヘルパーとしても働いていたという。
職場での評価は高い菊地
菊地は経理では給与計算などをこなし、ヘルパーとしては高齢者の排せつや入浴の介護も行っていたという。待遇はアルバイトで時給は850円。月13万〜14万円の収入。職場での態度も明るく、
遅刻や欠勤も無く真面目だったという。
偽名でヘルパー資格取得は可能なのか?
4日、神奈川県は偽名での資格取得の調査を始めた。
神奈川県保健福祉人材課によると、ヘルパー2級資格は講義や実習を計130時間のカリキュラムを終了すれば、誰でも取得可能。
修了証には
氏名と生年月日のみ記載、本人確認も無し、偽名で申請があったとしても見破れないという。
菊地容疑者の偽名ヘルパー資格取得について、
厚生労働省は、
「国家資格でないため、本人確認は義務付けていなかったが、身分確認の方法など検討すべきところは検討したい」
とコメントしたという。(産経ニュースより)
【関連リンク】
福島県・県立浪江高校生徒がホームヘルパー2級の資格取得を目指す!
http://www.kentei-news.com/news_tlpFzKagz.html?right産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120604/crm12060421040053-n1.htm