デノスマブ
米国において、デノスマブ投与中の患者で低カルシウム血症による死亡が3例報告された。日本においては、本薬剤は、「多発性骨髄腫による骨病変及び固形癌骨転移による骨病変」を効能・効果として、2012 年4 月17 日に販売がはじまった。
日本において
日本では、2012 年5 月14 日時点では低カルシウム血症による副作用の報告はないが、厚生労働省と医薬品医療機器総合機構(PMDA)は,米国の報告を受け評価を開始した。
本剤投与開始前及び本剤投与中に定期的な血清カルシウム等の電解質濃度測定を行い、カルシウム及びビタミンDの補充等を含めた適切な管理を行うよう、第一三共より適正使用のお願いがでており、また副作用が発現した場合の迅速な報告を促している。
PMDA デノスマブ投与中における重篤な低カルシウム血症について
http://www.info.pmda.go.jp/riscommu/PDF/riscommu120515.pdf#search='デノスマブ 死亡'