魚沼のクマ肉がセシウム汚染
コメどころとして有名な新潟県魚沼市で捕獲されたツキノワグマ1頭の肉から、食品の基準値を超える134ベクレル/kgのセシウムが検出された。14日に発表した新潟県は、ツキノワグマの食用自粛などを呼びかけた。
クマ肉を食べなければOKではない
基準値超のセシウムが検出されたクマ肉は東京都内の焼き肉店に卸されたため、新潟県では、都に対して流通経路などの調査を依頼している。
ただ、問題はクマ肉だけにとどまらない。個体差はあるもののツキノワグマの行動圏は山手線の内側程度とされる。半径5km程度の円内だ。
魚沼市で捕獲されたツキノワグマは近隣の食物を食べている。主食は植物の新芽や果実などだが、昆虫や動物の死骸なども食する。
人間と共通する食糧は少ないが、だからといって安心はできない。同地域に暮らす人も、主に地域で産出されたものを食しており、農産物などにはクマが食する新芽や果実と同様の降りそそいでいる可能性が高い。
山形でもセシウム汚染クマ
同様のセシウム汚染クマは山形県の各地でも見つかっている。特に米沢市、上山市では魚沼市と同様、100ベクレル/kg超の汚染が今年4月、ツキノワグマの肉から検出された。
山形県でも、捕獲したツキノワグマの肉を食べないよう指導しているが、魚沼市と同様、人の汚染を心配すべきだろう。

◆魚沼市
http://www.city.uonuma.niigata.jp/