25人に1人が夢遊病を経験
眠った状態で歩行する、いわゆる夢遊病の症状を持つ人は、一般に思われているより数が多く、成人のほぼ4%にのぼることが判明した。また夢遊病がうつ病や強迫障害など、精神的な疾病とも関連することもわかった。
昨年1年間に夢中歩行した人は3.6%
研究発表を行ったのは、米スタンフォード大学医学部モーリス・オヘイヨン教授らの研究チーム。
15州に住む18歳以上の成人19,000人を対象に、聞き取り調査を行った。その結果、3.6%の被験者が昨年1年間のうちに夢中歩行を経験したと回答。さらにその1/3は昨年2度以上夢中歩行を経験した、と答えた。中には毎月のように夢中歩行する人もみられた。
夢遊病の持つ危険性
夢遊病は脳の一部は眠っているが、一部は覚醒しているという特殊な状況である。夢中歩行の最中、階段を踏み外すなどの事故に遭う危険性もあるため、注意が必要だ。
また、うつ病や強迫障害が原因となって夢遊病症状があらわれているケースもある。抗うつ剤を処方されている人では、月に2度以上夢中歩行する可能性が3倍に高まることも判明している。
店頭で市販されている睡眠薬にも同様に、月に2度以上夢中歩行する可能性を高める作用が発見された。研究結果は15日、「Neurology」誌に掲載された。

◆healthday
http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=664737