4月28日~5月6日まで。GWは428を楽しもう!
CHUNSOFTのサウンドノベル「428」が4月28日~5月6日まで半額(900円)で配信されていることがわかった。iPhoneアプリなので携帯でいつでも「428」が楽しめる。
今までのサウンドノベルにまったく興味ない人でも、週刊ファミ通が40点満点という最高評価を付けたゲームソフトと知れば、遊んで見たくなるのではないだろうか。
428 ~封鎖された渋谷で~物語を簡単に述べると渋谷にいる2人の主人公(加納と亜智)から、御法川、大沢、タマの合わせて5人の視点で物語が語られていく。そして、その物語が複雑に絡み合いながら一つの大きな物語を作っている。他にも隠しシナリオ、ボーナスシナリオなども多数用意されている。
最初は何も絡んでない事が実は意外な伏線だったりするので小説を読む感覚で楽しめる。しかも、オートプレイがあるので、自分で画面をタップする必要性もない。
今回は各5人の視点で序盤の話を少しだけ紹介する。
加納渋谷署の刑事。刑事になった理由が恋人の父親も刑事だったからだそうだが、刑事になったことで、その父親に毛嫌いされてしまう。しかも、あろうことか、誘拐事件捜査中にその父親に呼び出されてしまうのだ。彼が持つ尊敬する刑事の刑事メモ手帳は案外、重宝する。
遠藤亜智元、渋谷の自衛団KOKのボスだった。しかし、とある事情からその自警団をあっさり辞めて、毎日渋谷のゴミ拾いをしている。渋谷が大好きな青年で、かなり頭が悪いが、それ故に根は真面目な好青年ともいえる。
ハチ公前で犯人から身代金を引き渡す約束をしていた大沢ひとみを不審に思いトラブルに巻き込まれていく。しかし、亜智自身もこの誘拐事件に無関係ではなかった。
御法川 実フリーのライター。突然、出版社の頭山が自殺すると言い出しため、慌ててタクシー拾って自殺を食い止める。選択肢次第では、5分遅れて自殺してバッドエンドになったりするのだが、ここから夜の20時まで12ページの記事を埋めるネタ集めのために渋谷を奔走することになる。
熱血のフリーライターで、すぐに人を指さすのだが腕は一流。役割は様々な登場人物の裏で動く伏線回収ライターといえる。気がつけば、雑誌12ページどころでは済まない凄いネタへと遭遇し、その渦中へと飛び込んでいく。
タマ脱げなくなった猫の着ぐるみを着てバイトしている女性。名前はタマ。バーニング・ハンマーというダイエットドリンクを売るバイトを引き受けた。
最初は試供品渡しで、午後からは即売会が開かれる。ちなみに「バーニング・ハンマ」ーの原価は3333円。それを1本、1万5000円で売るとか。どう見ても詐欺にあったとしか思えない。売れるとは思えない。
バイトするきっかけになったのは、渋谷の宝石店で見つけた綺麗なネックレスに目を奪われたため。手持ちは2万円。しかし、そのネックレスは4万円もする。今日中に2万円を稼ぐ必要があるため、彼女はこのバイトを引き受けた。
ちなみに名前は「タマ」である。猫の着ぐるみを着ているので、どんな女性なのかはわからない。
大沢賢治あるウイルスを研究している科学者。この娘である大沢マリアが突然、誘拐されてしまう。1時間後。犯人から身代金5000万円を次女の大沢ひとみに持たせ、渋谷のハチ公前に待たせることを要求される。犯行目的は営利誘拐と思われていたのだが、犯人が行動を開始した頃、あるウイルスの件で差し出し不明の相手からメールが届く。果たして誘拐事件との関連はあるのか。
全ての鍵を握る「誘拐事件」428の全ての鍵を握るのは大沢マリアの誘拐事件である。
刑事の加納はこの事件の捜査を担当している。ところがこの誘拐事件はいくつも奇妙な動きが出てくる。一つは警察の上司が犯人を中々確保に動かず泳がせ続けること。犯人グループは身代金を奪っても、渋谷から逃げようとせず、同じ場所を何度もバケツリレーをしている。
待ちかねた加納が犯人確保に動き出すと、そこにはジャックと名乗るCIA捜査官が現れる。加納は事情もわからずそのCIA捜査官の捜査を手伝うことになる。ただの身代金目的の誘拐事件にCIA捜査官。事件は思わぬ方向へと向かう。
また、次女である大沢ひとみが誘拐されそうになる。そこを偶然通りかかった亜智によって助けられて、拳銃を持った杖の男に追われることになる。
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