「臨床心理士」などの心理専門職の民間資格を一本化へ
「
臨床心理士」など20以上あるとされる心理専門職の民間資格を、原則、一本化する方向で調整に入り、新たに「
心理師」(仮称)という国家資格を設け、移行させる案を民主、自民両党が検討しているという。
2011年に医療心理師国家資格制度推進協議会、日本心理学諸学会連合、臨床心理職国家資格推進連絡協議会の三団体が心理職の国家資格化を求める要望書を取りまとめ、国に要望したのを受けて検討。
要望理由
今日、国民のこころの問題や発達・健康上の問題が複雑化・多様化し、それらへの対応が急務となっている。しかし現状はこれらの問題に対し、他の専門職と連携しながら心理的にアプローチする国家資格が、日本には無い。国民が安心して心理的アプローチを利用できるように、国家資格によって裏付けられた一定の資質を備えた専門職が必要。
要望を受け、厚生労働行政に詳しい議員らが心理師創設に向け、議員立法の今国会提出を目標とし、近く議員連盟を発足させ、骨子案をまとめていく方針。
医療心理師国家資格制度推進協議会、日本心理学諸学会連合、臨床心理職国家資格推進連絡協議会の三団体の要望内容については下記の外部リンク
要 望 書 (案)まで。
要 望 書 (案)
http://www.onyx.dti.ne.jp/~psycho/NL065_prolog.html#yobo全心協
http://www.onyx.dti.ne.jp/~psycho/