株式会社タカラトミーアーツは、空間に光で文字やイラストを描く「ペンライトアート」が手軽に楽しめる『夜空におえかき』を、2012年11月29日に発売する。
撮影にはiPhoneを活用
ペンライトアートは、空中でペンライトを動かすのと同時に、カメラの長時間露光撮影することで完成する。これを実践するためには、高価な一眼レフカメラに加え、知識やテクニックが必要だったのだ。
しかし本製品では、マルチペンライトとiPhoneを使用することで、簡単・手軽にペンライトアートが楽しめるのである。マルチペンライトは、色を選び「○」ボタンを押している間だけ点灯する仕組みとなっている。
発光色は「C(シアン)」、「M(マゼンタ)」、「Y(イエロー)」の3つのボタンを押すことでそれぞれの色が選択でき、濃度も3段階に調整できるため、合計27色の表現が可能だ。さらに、「F」ボタンにより2色の相互点灯やグラデーションの表現も行える。
専用アプリは、複雑な機能が省かれたペンライトアート特化型のカメラアプリとなっている。主な機能は、静止画/コマ撮りアニメーションが選べる「撮影」、ペンライトアートの保存・閲覧・送信が可能な「アルバム」、ガイドにそって操作するだけでペンライトアートが描ける「お手本」の3つとなる。
製品バリエーションとして、マルチペンライトのカラーがオレンジとブルーの2色が用意される。なお、価格は各2,520円(税込)となっている。もちろん、専用アプリは無償でダウンロード可能だ。
Editor's eyes
本製品では、27色もの色が選べるペンライトと、専用に開発されたiPhoneアプリによってペンライトアートの難易度が大きく下がっているのだ。とは言え、上手に描くにはそれなりの練習は必要になるだろう。
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