震災復興に消費税率アップ?
政府は26日、東日本大震災の復興財源として臨時増税を行う方針を固めた。増税の規模は総額10兆3千億円程度。所得税、法人税などの現行税制に一定の割合で増税分を付け加えるという。
臨時増税の期間は5年程度とされているが、その後には消費税増税をもくろむ声もある。一般サラリーマン家庭には痛みがわかりにくい所得税、法人税を先に増税し、この期間が終わると同時に消費税を上げる構想ともとれる。
B型肝炎で酒、タバコも値上がり
これと同時に政府はB型肝炎救済のため、7千億円の増税を実施する方針だ。期間はやはり2012年からの5年間とする予定。酒やタバコの税率引き上げでまかなう案が濃厚とされる。
集団予防接種によるB型肝炎について、発症者には最大3千6百万円、発症していない人には50万円を支払うことを計画しており、当初の5年間で1兆1千億円を要する。
このうち7千億円程度を臨時増税でまかなう予定だ。

◆NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110726/t10014475081000.html