少子化や高齢化の影響で、コンパニオンアニマルとしてのペットの役割がだんだん大きくなっている。そんなペットに対して一緒に外出したり、旅をする人も増えているようだ。株式会社クロス・マーケティングが全国の犬を飼っているドライバー(クルマで外出するときに犬を連れていく人)1,000人に実態調査を行った。
犬に合わせてクルマを購入
クルマを購入する時に、犬も乗せることを意識したかどうかの問いには、3割程度の人が「犬に合わせてクルマを選んだ」と回答。「次回購入時には考慮する」と答えた人が2割程度もいた。また、飼っている犬に合わせてクルマを選ぶ人は、大都市圏に多かった。
犬の種類によるクルマ
飼っている犬の種類とクルマの間に面白い関係があるのが分かった。「トイプードル」を飼っている人はトヨタを選び、「ダックスフンド」を飼っている人は日産を選ぶ割合が多い。また、大型犬を飼っている人は海外のメーカーを選ぶ傾向にある。さらにミックス(雑種)を飼っている場合は、軽自動車を運転していることが多かった。
大型犬を飼っている人が海外のメーカーを選ぶのは、丈夫で大きいクルマが多いからだろうか。また、経済的にも余裕のある人が大型犬を好むのだろうか。ミックス(雑種)を飼っている人は大都市圏以外が多いとのことなので、地域密着型で飼われ、別段遠出をしなくて済んでいるのかもしれない。
「トイプードル」と「ダックスフンド」の違いはどこから出てくるのか。これについては、理由が不明である。
株式会社クロス・マーケティング
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